⑥ 年齢別予防ガイドを見る

年齢によって、気をつけたいがん予防は変わります

がん予防は、何歳からでも始める意味があります。
ただし、年齢によって「気をつけたいポイント」や「受けたい検査」は変わります。

年齢、性別、家族歴、喫煙歴、飲酒習慣などをもとに、 どの検査を検討すればよいか整理します

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がんは、若い年代では比較的少なく、                                   年齢が上がるほど増える傾向があります。                                   そのため、生活習慣の見直しと、                                      年齢に合った検診を組み合わせることが大切です。


20代・30代

生活習慣を整え、将来のリスクを減らす時期

この年代では、がんの発症は比較的少ないものの、                                   将来のリスクを下げる生活習慣づくりが大切です。 

         特に意識したいことは、次の5つです。                  たばこを吸わない・飲酒を控える・体重を増やしすぎない野菜・果物を意識する・睡眠不足を続けない

この年代のポイント

「まだ若いから大丈夫」ではなく、予防習慣を作る時期です。


40代

がん検診を本格的に意識し始める時期40代になると、                            胃がん、大腸がん、肺がん、乳がんなどの検診を意識する時期になります。 

特に大切なのは、症状が出てからではなく、                                  症状がない段階で確認することです。 国が推奨するがん検診では、                        40歳以上を対象にしている検診も多くあります。    

代表的な検診には、次のようなものがあります。

この年代のポイント

「忙しいから後回し」にしやすい年代ですが、                      検診習慣を作る大事な時期です。


50代

がんリスクが高まり始める重要な時期

50代になると、がんの発症リスクはさらに高まっていきます。
仕事や家庭で忙しい時期ですが、検診を後回しにしないことが大切です。

特に注意したいのは、次のがんです。                     大腸がん胃がん肺がん乳がん前立腺がん膵臓がん

喫煙歴がある方、飲酒量が多い方、家族にがんの方がいる方は、              検査内容を一度見直すことも大切です。

この年代のポイント

「生活習慣の見直し」と「定期検査」を                              セットで考える時期です。


60代

早期発見の重要性がさらに高まる時期

60代は、がんが見つかる方が増えてくる年代です。
自覚症状がなくても、体の中で病気が進んでいる場合があります。           この年代では、定期的な検診に加えて、                                 必要に応じて精密な検査を検討することもあります。

検査には、それぞれ得意・不得意があります。

CT:肺・腹部などの確認 ★MRI:骨盤内や脳、肝臓などの確認        ★内視鏡:胃・大腸の粘膜を直接確認  ★PET:糖代謝の高い病変を確認する   ★DWIBS:MRIを使った全身検索の一つ

この年代のポイント

「何となく不安」ではなく、年齢・体質・家族歴に合わせて           検査を選ぶことが大切です。


70代以上

体力・持病・生活の質も含めて考える時期

70代以上では、がん検診を受けるかどうかも、年齢だけで決めるのではなく、   体力、持病、生活の質、治療を受ける希望などを含めて考えることが大切です。

検査を受ける目的は、単に「がんを見つけること」だけではありません。

見つかった場合に治療できるか・治療による負担は大きすぎないか・本人がどこまで検査・治療を望むか・家族と情報を共有できているか

このような点も大切になります。

この年代のポイント

「検査を受けるべきか」だけでなく、「見つかった時にどうするか」                          まで考える時期です。

CT・MRI・PET・DWIBS・内視鏡など、それぞれの検査の特徴と 得意ながんをわかりやすく確認できます。

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年齢別がん予防のまとめ

20代・30代
予防習慣を作る時期
たばこ・飲酒・食生活・睡眠を見直す

40代
検診習慣を作る時期
胃・肺・大腸・乳・子宮頸がん検診を意識する

50代
リスクが高まり始める時期
生活習慣と検査内容を見直す

60代
早期発見が重要になる時期
CT・MRI・内視鏡など検査の特徴を理解する

70代以上
体力や希望も含めて考える時期
検査と治療の目的を整理する


大切なのは「予防」と「早期発見」の両方です

生活習慣に気をつけることで、がんのリスクを下げることはできます。
しかし、すべてのがんを完全に防ぐことはできません。                 そのため、がん予防では、

生活習慣を整えること
年齢に合った検診を受けること
必要に応じて精密検査を考えること

この3つをセットで考えることが大切です。


がん予防・検査のご相談について

がん検診は、年齢、性別、家族歴、喫煙歴、飲酒習慣、                       気になる症状によって、考え方が変わります。                 当相談室では、医療行為ではなく、                        検査や相談先を整理するための情報提供を行っています。

 CT、MRI、PET、DWIBS、内視鏡、尿検査など、検査には                 それぞれ特徴があります。
「どの検査を受ければよいかわからない」という方は、一度ご相談ください。

食事、運動、睡眠、ストレス、喫煙、飲酒など、 がん予防につながる生活習慣を年代別に見直します。

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