相談事例
「高齢だから治療はしない方がよい」 と言われた腎臓がんのケース
一人で悩まず、 まずは状況を整理してみませんか? ※無理な提案は行いません ※約30秒で送信できます

「年齢を考えると治療はしない方がよい」
あるご家族からの相談でした。
80歳のお父様が
腎臓がん ステージ2 と診断されました。
主治医からは
「高齢のため手術のリスクが高い」
「進行は比較的ゆっくりなので、
特に治療はしないという選択もあります」
という説明を受けたそうです。
ご家族は
「年齢が高いから仕方がないのかもしれない」
と思いながらも、
「本当に他に方法はないのだろうか」
という思いが消えませんでした。
何とかできることはないかと考え、
自由が丘のがん相談室に来られました。
相談で整理したこと
相談ではまず
・診断内容
・現在の体力
・治療の選択肢
を整理しました。
高齢の場合でも
状況によっては
身体への負担を抑えた手術方法
が検討されるケースもあります。
提示した選択肢
相談では
次のような情報を紹介しました。
高齢者にも配慮した手術方法
近年、腎臓がんの手術では
・従来の開腹手術
・腹腔鏡手術
それぞれの特徴を活かした
新しい手術方法を行っている医師もいます。
開腹手術と腹腔鏡手術の
中間のサイズの切開で行う方法で、
身体への負担を考慮した治療として
実績を積んでいる医師がいることを
紹介しました。
ご家族は
一度その医師の意見も聞いてみたい
と考え、受診を決めました。
専門医の診察
紹介した大学病院の医師を受診。
診察の際、医師は
お父様の顔色や体力を確認したうえで
「年齢は高いですが、
この手術方法であれば
体力的に対応できる可能性があります」
という見解を示されました。
また
「治療を行わない場合、
腎臓は血液循環に関わる臓器のため
将来的に病状が進行する可能性もあります」
という説明もあったそうです。
家族の判断
ご家族は
- 主治医の意見
- 専門医の意見
両方を踏まえて
改めて家族で話し合いました。
その結果、
手術をお願いすることを決断されました。
手術とその後
手術は予定通り行われ、
入院期間は 約10日間でした。
術後の経過も良好で、
無事に退院されました。
その後も大きな後遺症などはなく、
日常生活に戻られています。
ご家族からは
「相談していなければ、
別の選択になっていたかもしれません」
という言葉をいただきました。
この相談事例から
がん治療では
・年齢
・体力
・病状
などを総合的に考えながら
治療方針が検討されます。
一つの説明だけでなく、
別の視点から情報を整理することで
新しい選択肢が見えることもあります。
ご家族は
- 主治医の意見
- 専門医の意見
両方を踏まえて
治療について改めて考えることができました。
「年齢だけで判断するのではなく、
体力や状況を見て判断することが大切」
ということを理解できたそうです。
・当相談室では
患者とご家族が
治療の選択肢を理解するための
情報整理を行っています。
小さな疑問でも構いません。
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本相談室は医療機関ではありません。
医療行為・診断・治療を行うものではありません。
患者と家族が治療の選択肢を理解するための
情報整理を目的としています。
最終的な医療判断は医療機関で行ってください。