CT検査は「どこで受けるか」より

“どんなCTで受けるか”が重要です

【 CTの「列数」で、見える世界が変わる】

CT検査は、
「16列」「64列」「320列」などの表現をします。

これは、
1回転でどれだけ細かく・広範囲を撮影できるか
を示す性能の目安です。

列数が増えるほど、

などのメリットがあります。

「自分に必要な検査」を相談する


CTの列数と“細かさ”の違い

スライス厚(画像間隔)のイメージ

※実際は施設設定により異なります


なぜ「ミリ単位」が重要なのか?

例えば、

・5mmの早期肺がん

・小さな転移

・すい臓の微細病変

などは、                                                              画像の細かさによって見え方が                                                       変わる可能性があります。

つまり、                                                                        「粗いCTでは見えにくい病変」                                                           があるということです。


【320列CTは何がすごい?】

320列CTは、
現在でも最上位クラスの一つです。

特に、

などの撮影で高性能とされています。

代表例としては
Canon Medical Systems
の320列CTなどがあります。


【320列CTの肺CTでは撮影枚数も膨大】

通常の胸部CTでも、

の画像になることがあります。

例えば、

・0.5mm間隔                                                                  ・肺全体 約30cmで撮影すると

300÷0.5=600300\div0.5=600300÷0.5=600

理論上、
約600断面前後になる計算です。

さらに、

を加えるため、
実際の読影画像数はさらに                                                                  増えることがあります。


【撮影時間も大きく違う】

以前のCTでは、

という問題がありました。


【最新320列CTでは高速化】

現在の高性能CTでは、                                                                                    実際の撮影自体は                                                                                            数秒で終わることもあります。

ただし病院全体では、

などを含め、                                                                                   来院〜終了まで約10〜20分程度                                                        というケースが一般的です。

CT装置撮影速度息止め時間画像の精細さ
16列CTやや遅い長め標準
64列CT標準普通良好
128列CT速い短い高精細
320列CT非常に速い非常に短い超高精細

被ばく量も進化している

昔のCTは

という課題がありました。

現在は


【肺CTの被ばく量目安】

検査被ばく量目安
通常胸部CT約5〜7mSv
低線量肺CT約1〜2mSv
最新低被ばくCT1mSv未満例も

※施設条件で差があります


【「安い検査」だけで選ばない】

同じ「肺CT」でも、撮影技術

によって、
精度に差が出る可能性があります。


【検査施設で確認したいポイント


【東京がん相談室からのご案内】

「どの検査を選べばいいか分からない」

「PETとCTの違いが難しい」

「最新CTを導入している施設を知りたい」

そのような方へ、
公開情報をもとに、
検査の特徴整理をお手伝いしています。

※医療行為ではありません
※特定の医療機関・検査を推奨するものではありません
※最終判断は医師・医療機関へご相談ください


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