このページは一般的な医学情報を わかりやすく整理したもので、
特定の治療成果を、 保証するものではありません。
乳がんの治療法を ステージ別・タイプ別に解説。
ホルモン治療、HER2陽性、 トリプルネガティブの違い、 5年生存率や再発率、副作用、再発時の治療まで、 患者目線でまとめています。
東京でがん相談をお探しの方は、東京がん相談室(自由が丘)をご利用いただけます。
一人で悩まず、 まずは状況を整理してみませんか? ※無理な提案は行いません ※約30秒で送信できます
【ステージ別、生存率・再発率概要】

まず大前提です。
乳がんは「ステージ」だけでなく
**がんのタイプ(サブタイプ)**で治療が大きく変わります。
乳がんの主なタイプ
① ホルモン受容体陽性(ER/PR陽性)
② HER2陽性
③ トリプルネガティブ(TNBC)
それぞれ分けて解説します。
🟢 ① ホルモン受容体陽性乳がん(最も多い)ERまたはPR陽性
🟦 ステージ1
■ 状況
早期。根治が十分狙える段階。
✅ 手術+ホルモン治療(基本)
目的:根治+再発予防
5年生存率:約95%前後
5年再発率:約5〜10%
副作用:ホルモン症状(ほてり等)
🔎 主治医に確認
👉 「私は閉経前ですか?後ですか?」
👉 「タモキシフェンですか?AIですか?」
🟡 抗がん剤(リスクが高い場合)
5年生存率:約90〜95%
再発率:約5〜15%
⚪ 分子標的薬
通常この段階では使いません。
⚪ 免疫療法
通常対象外です。
📌 まとめ
✔ ホルモン治療が主役
✔ 抗がん剤は条件付き
✔ 予後は非常に良好
🟡 ステージ2
■ 手術+ホルモン治療
5年生存率:約85〜90%
再発率:約10〜20%
■ 抗がん剤追加(リスク次第)
再発率をさらに数%低下させる可能性
■ 分子標的薬
条件付き(CDK4/6阻害薬など)
📌 まとめ
✔ ホルモン治療は必須
✔ 抗がん剤はリスク評価で決定
🟠 ステージ3
■ 手術+抗がん剤+ホルモン治療
5年生存率:約60〜75%
再発率:約30〜40%
■ 放射線治療追加
局所再発予防
📌 まとめ
✔ 再発予防が重要
✔ ホルモン治療は長期継続(5〜10年)
🔴 ステージ4(転移)
■ ホルモン治療+分子標的薬
5年生存率:約30〜50%(個人差大)
進行抑制率:高い傾向
■ 抗がん剤
延命目的
📌 まとめ
✔ まずホルモン治療が中心
✔ 免疫療法は通常対象外
🔵 ② HER2 陽性乳がん
🟦 ステージ1
■ 手術+抗HER2療法
5年生存率:約90〜95%
再発率:約5〜10%
■ 抗がん剤併用が標準
🟡 ステージ2
5年生存率:約80〜90%
再発率:約15〜25%
🟠 ステージ3
5年生存率:約60〜75%
再発率:約30〜40%
🔴 ステージ4
抗HER2療法が中心
5年生存率:約35〜50%
🔴 ③ トリプルネガティブ乳がん(TNBC)
🟦 ステージ1
5年生存率:約85〜90%
再発率:約10〜20%
治療:手術+抗がん剤
🟡 ステージ2
5年生存率:約70〜85%
再発率:約20〜30%
🟠 ステージ3
5年生存率:約50〜65%
再発率:約35〜50%
治療:抗がん剤+免疫療法(条件付き)
🔴 ステージ4
5年生存率:約15〜30%
治療:抗がん剤中心
免疫療法はPD-L1条件付き
🎯 各タイプ共通の重要質問
👉 「私の乳がんのタイプは何ですか?」
👉 「ホルモン受容体は陽性ですか?」
👉 「HER2は陽性ですか?」
👉 「Ki-67は何%ですか?」
一人で悩まず、 まずは状況を整理してみませんか? ※無理な提案は行いません ※約30秒で送信できます
📌 大切なメッセージです。
乳がんは
✔ ステージだけでは決まらない
✔ タイプで治療が全く変わる
✔ ホルモン治療は非常に重要な柱
✔ 早期では予後は非常に良好
複数の選択肢を比較したい場合は、東京がん相談室で整理することが役立ちます。
🎀 乳がん治療 、副作用まとめページ
※全タイプ共通
🟢 がん手術の副作用
傷の痛み
- 腕のむくみ(リンパ浮腫)
- 可動域制限
🔎 すぐ受診すべき症状
👉 発熱・強い腫れ・傷の異常
🟡 抗がん剤の副作用
吐き気
- 脱毛
- しびれ(末梢神経障害)
- 白血球減少
📌 多くは一時的に起こるが、多臓器の重大な副作用が報告されております。
🔎 すぐ受診
👉 38℃以上の発熱
🟣 ホルモン治療の副作用
(ER/PR陽性)
- ほてり
- 関節痛
- 気分の変動
- 骨密度低下(AI)
🔎 確認
👉 骨密度検査は受けていますか?
🔵 抗HER2療法の副作用
- 心機能低下(まれ)
- 下痢
- 倦怠感
🔎 確認
👉 心臓検査は定期的にしていますか?
🔴 免疫療法の副作用
- 肺炎
- 大腸炎
- 甲状腺異常
⚠ 「いつもと違う」が重要
🔎 確認
👉 息切れ・下痢・強い倦怠感はすぐ連絡
📌 副作用ページまとめ
✔ 副作用は“我慢するもの”ではない
✔ 多くは対処可能
✔ 早期発見が大切
🎀 乳がん、 再発時まとめページ
■ 再発とは?
- 同じ部位に再び出る(局所再発)
- 他の臓器に出る(遠隔転移)
🟢 ホルモン受容体陽性の再発
治療の中心
✔ ホルモン治療+分子標的薬
目的:長期コントロール
5年生存率(転移後):約30〜50%(個人差大)
🔎 主治医に確認
👉 「ホルモン耐性ですか?」
🔵 HER2陽性の再発
治療の中心
✔ 抗HER2療法の継続・変更
5年生存率:約40〜50%
🔎 確認
👉 「次に使えるHER2薬は?」
🔴 トリプルネガティブ再発
治療
✔ 抗がん剤中心
✔ 免疫療法(PD-L1条件)
5年生存率:約15〜30%
■ 再発時に必ず確認すること
👉 再度、生検はしましたか?
👉 タイプは変わっていませんか?
👉 遺伝子検査は再度行いましたか?
📌 再発ページまとめ
✔ 再発=即終わりではない
✔ タイプごとに治療選択肢がある
✔ 長期コントロールは可能なケースあり
🎀 乳がん 、ホルモン治療 徹底解説ページ
■ そもそもホルモン治療とは?
乳がんの約70%は
「女性ホルモン(エストロゲン)」で増殖します。
ホルモン治療は
👉 ホルモンの働きを止める
👉 ホルモンの量を減らす
治療です。
🔎 どんな人が対象?
✔ ER陽性
✔ PR陽性
このどちらかが陽性なら対象です。
🔎 確認
👉 「ERは何%ですか?」
👉 「PRは何%ですか?」
🟢 主な薬の種類
① タモキシフェン(閉経前中心)
作用:受容体ブロック
期間:5〜10年
5年再発率低下:約30〜50%減少
10年死亡率:約3割低下(大規模試験報告)
主な副作用:
- ほてり
- 血栓(まれ)
- 子宮体がん(1〜3%程度)
② アロマターゼ阻害薬(閉経後)
作用:ホルモン産生抑制
5年生存率:タモキシフェンより数%改善
再発率:さらに低下
副作用:
- 関節痛
- 骨密度低下
🔎 確認
👉 「骨密度検査はしていますか?」
③ 卵巣機能抑制(若年者)
注射でホルモンを止める
高リスク群で
無再発率が数%改善
📊 ステージ別生存率 ・再発率(ER陽性)
🟦 ステージ1
5年生存率:約95%
5年再発率:約5〜10%
ホルモン治療が主役
🟡 ステージ2
5年生存率:約85〜90%
5年再発率:約10〜20%
抗がん剤は条件付き
🟠 ステージ3
5年生存率:約60〜75%
5年再発率:約30〜40%
ホルモン治療は5〜10年継続
🔴 ステージ4
目的:長期コントロール
5年生存率:約30〜50%(個人差大)
ホルモン+分子標的薬が中心
ホルモン治療の真実
✔ 「副作用が軽い=弱い治療」ではない
✔ ER陽性では最重要治療
✔ 継続が最大のポイント
📌 まとめ
✔ ER陽性なら必須治療
✔ 長期継続が鍵
✔ 副作用は対策可能
🎯 乳がん 主治医に聞くべき10の質問
(スマホ保存推奨)
① 私の乳がんのタイプは何ですか?
② がんの ステージは?
③ 治療の目的は何ですか?
根治?再発予防?延命?
④ 抗がん剤は必要ですか?なぜ?
⑤ ホルモン治療は何年ですか?
⑥がんの 再発リスクは何%ですか?
⑦ 5年生存率はどれくらいですか?
⑧ 副作用で最も注意すべきものは?
⑨ 再発した場合の選択肢は?
⑩ セカンドオピニオンは必要ですか?
🎀 最後に大切なこと
治療は
「理解して選ぶ」ことが最も大切です。
遠慮は不要です。
質問することは当然の権利です。
東京がん相談室では、納得して治療を選ぶためのサポートを行っています。
【無料がん相談】
がんと診断されたとき
多くの方が不安や迷いを感じます。
一人で悩まず、 まずは状況を整理してみませんか? ※無理な提案は行いません ※約30秒で送信できます
東京がん相談室TOPページへ
※東京がん相談室は医療行為を行う場ではありません。
治療の最終判断は、必ず医療機関で行ってください。