MRI検査は「どこで受けるか」より

“何テスラのMRIか”が重要です

MRIは「テスラ数」で性能が変わる

MRI検査では、

  • 0.3テスラ
  • 1.5テスラ
  • 3テスラ

などの表現があります。

この「テスラ(T)」とは、
MRIの磁力の強さを表します。

一般的には、

テスラ数が高いほど

「高画質・高精細」

になります。


MRIのテスラ数による違い

MRI性能特徴主な用途
0.3〜0.5T開放型が多い閉所恐怖症向け
1.5T現在の標準多くの病院
3T高精細大学病院・高度検診

なぜ高テスラMRIが重要なのか?

MRIは、

  • 膵臓g9
  • 肝臓
  • 前立腺
  • 乳腺
  • 胆管

などの
「やわらかい臓器」の描写に優れています。

特に膵臓は、

  • 奥にある
  • 小さい病変が多い
  • 周囲臓器と重なる

ため、

高精細画像が重要

とされています。


膵臓がんは「見つけにくい」がん

膵臓がんは、

  • 初期症状が少ない
  • 小病変が見えにくい
  • 発見時に進行例も多い

という特徴があります。

そのため近年は、

高性能MRIによる定期検査

を重視する医療機関も増えています。


3テスラMRIの特徴

3T MRIでは、

  • 微細病変を見つけやすい
  • コントラストが高い
  • 膵管・胆管が鮮明
  • 血流情報が見やすい

などの特徴があります。

特に、

MRCP(膵管・胆管MRI)

では、
膵臓検査で重要視されています。


1.5Tと3Tの違いイメージ

比較1.5T3T
画質良好非常に高精細
微細病変標準見つけやすい傾向
撮影時間標準やや短縮される場合
ノイズ少ない技術差あり
導入施設多い高度施設中心

MRIは「CTより安全」?

MRIは、

放射線を使いません

そのため、

  • 被ばくがない
  • 定期検査しやすい

という大きな特徴があります。

特に、

  • 膵臓
  • 肝臓
  • 前立腺

などでは、
定期フォローでMRIが選ばれることがあります。


MRI検査時間の違い

MRIはCTより時間が長めです。

一般的な目安

MRI性能撮影時間目安
1.5T約20〜40分
3T約15〜30分

※撮影部位で差があります


MRIは「機械音」が大きい

高性能MRIほど、

  • 磁力が強い
  • 撮影速度が速い

ため、

音が大きい傾向

があります。

「ガンガン」「ドンドン」という音がするため、
耳栓やヘッドホンを使用する施設もあります。


膵臓MRIで重要な検査

MRCP(エムアールシーピー)

これは、

膵管・胆管を詳しく見るMRI

です。

膵臓がんでは、

  • 膵管の細い変化
  • 胆管閉塞
  • 小さな異常

が重要になることがあります。


高性能MRIでも限界はある

非常に重要なのは、

「高性能MRI=100%発見できる」

ではないことです。

膵臓がんは特に、

  • 小さすぎる
  • 炎症と似る
  • 見えにくい位置

などがあり、

MRI・CT・血液検査・超音波などを
組み合わせることがあります。


MRI検査費用の目安

検査内容費用目安
通常MRI約1〜3万円
膵臓MRI+MRCP約2〜5万円
人間ドックMRI数万円〜

検査施設で確認したいポイント

✅ MRIは何テスラか
✅ MRCP対応か
✅ 膵臓MRI実績
✅ 読影専門医の有無
✅ 造影MRI対応
✅ 最新機種導入時期


「安いMRI」だけで選ばない

同じMRI検査でも、

  • テスラ数
  • 撮影条件
  • 読影経験
  • 膵臓撮影技術

によって、
見え方が変わる可能性があります。


東京がん相談室からのご案内

「CTとMRIの違いが分からない」

「膵臓検査は何を選べばいい?」

「3テスラMRIを探したい」

そのような方へ、
公開情報をもとに、
検査の特徴整理をお手伝いしています。

※医療行為ではありません
※特定の検査・医療機関を推奨するものではありません
※最終判断は医師・医療機関へご相談ください


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